あと少しで新しい年になるその前に。変化の多かった2014年を振り返りながら、昔からの友人から今年出逢った方々まで皆さんの顔を思い浮かべている。会社を辞めてプロコーチ養成スクールと編集・ライター養成講座をダブルで通っていた2013年。方向性はありながらも去年の今頃は、全く先が見えない状態だった。コーチとして若干名のクライアントがいながら、作家のエージェント「コルク」で佐渡島庸平氏の秘書。遠くに光の方向を見ながら誰も歩いていない道をひたすら遠泳を続ける20~30代の方々と過ごした刺激的な日々。「私は私のフロンティアに立とう」と決意して5月に独立。ひたすら多くの人に会ってやりたいことや考えていることを伝えていたように思う。マイコーチをつけたのもこの頃。これまでヘッドハンターとして自分は表に出ず裏方の「触媒」だったため、自身が「コーチ」として表に出ることにかなりの抵抗があった。セッションでは、「土の中から出てみる。一人で地面に立つ」ということがどんなことなのか、とメタファーを使って随分セッションして頂いた。そして、実績のない私に予想の枠を超えたところから夏に届いたチャンス。このチャンスを道の途中で出逢った仲間とともに丁寧に全力投球したことから、少しずつ回り始めたように思う。クライアントからの背中推しもあり小さな個人事業を10月に法人化、(株)インター・ビュー設立。8月から組織・チームをクライアントとするシステムコーチングORSCの修業がスタート。12月に応用コース終了。この4ヶ月でまた素晴らしい仲間達に出逢った。エグゼクティブコーチングのクライアントも「何年か修業してこんな方のコーチができたらいいな」と思っていた方からまさかのオファー。実績も自信もない私の可能性を買ってくれたその方は経営者でありながら「出来上がった人よりも発展途上の人の方が一緒に成長できるからいい」とチャンスを下さった。師匠は「コーチングは技術やスキルや経験が左右するのは多くて2割。あとはその人そのものの在り方と相手との信頼関係が大きい」という。ならば、初心者マークの私でも誰かの役に立てるはずだと信じて進んできた2014年だったように思う。想像を超えたことが沢山おきた2014年。昨年末に全く先が見えなかったことを思うと信じられない変化。そしてコーチとして修業することと自分が昔から仕事で大事にしている「触媒」が最近ようやく繋がりつつある。当初抵抗のあったコーチとして表に出てHPで名前を出すことと、「プロの触媒」は矛盾しないことに気づく。なぜなら、目の前の人・組織の可能性を最大限引き出すという意味においてコーチは触媒だから。もっというと、自分は何びとでもない、という感覚。今年沢山の出逢いとチャンスを下さった方々、支えて下さった方々、密かに応援して下さった方々、その全てに感謝申し上げます。2015年末はどこでどうしているのかわからない。昨年末の「先がみえない」感覚から、「想像できない」へ。1対1のエグゼクティブコーチングを軸としながら、派生するご縁・取り組みにもチャレンジして参ります。\n1月からはビジネスパートナーの古森剛(コレスコ代表 http://www.coresco.net)さんとのコラボレーションで経営者向けに恐らくこれまで存在していない新しいサービスをスタートさせます。\n2月は企業リーダー向けのセミナーを開催する素晴らしい3人組のコラボレーションを裏方で支えます。春先までチームフローのクラスアシスタントを続け、どんどん進化する師匠、宮越大樹氏の「門前の小僧」を続けます。そして リーダーへのコーチングと親和性のあるアセスメントTLC(http://www.theleadershipcircle.jp)資格コースを2月から、7月からは思い切ってORSC資格コースに突入。日々実践を続けながら、資本金を超えた投資は全て自分自身を通して現在と未来のクライアントへ届けます。エキサイティングな年となりそうです。目の前の人の想いと願いに対峙しながら、2015年も駆けて参ります。何卒よろしく御願いいたします。201412312355  あと数分で新しい年へ\n 黒木潤子