佐渡島庸平氏。AERA今週号の「現代の肖像」に取り上げられている、(株)コルク代表取締役社長。100人コーチングにご協力頂いたのがご縁で、今年の春までうっかり彼の秘書を務めた。うっかりというのは、まさか自分が誰かの秘書をするなど生涯後にも先にも全く考えたことがなかったからだ。それだけ凄まじく磁力のある人。秘書は短命に終わった。彼を支えるのは「コーチと兼業」などと生半可なものでは務まらない。確固たる信念と柔軟な発想を以て新しいマーケットを果敢に切り拓く姿は、まるで、遠くにみえる光の方向を見据えてひたすら遠泳を続ける青年のよう。彼の周囲も同様に一人一人が夢を追っている。だから毎日が刺激的で凄まじく愉しいのだが、そんな素敵な方々とともにいるからこそ、「何を中途半端な関わりをしているのだ。限りある人生、あんたはどうしたいの?」と何度も自分に問いかけ、私は私のフロンティアに立とうと覚悟を決めた。刺激的なコルクでの日々を経て、私はコーチとして独立した。20~30代には名前が知られている佐渡島さんだが、我々世代にはまだ彼の挑戦を知る人は多くない。是非、書店立ち読みでもいいので(書店員さん見逃して)今週の現代の肖像を読んでみて下さい。後日ネットでも読めるはずです。(表紙が中村修二氏の号です)